ニュージーランド旅行をおすすめする理由 いろいろ都合がいい点を紹介
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最終更新日:2018/02/14
NZ(New Zealand), アウトドア(Outdoor), 旅行(Travelling)
長い休みが取れそうだからどこにいこうかな、と旅の行先を考えるのってとても楽しいですよね。迷っているあなた、ぜひニュージーランドがお勧めです。
ニュージーランドは時差が少なく、道路は左側通行。日本人にはとてもありがたいのです。
また、お食事がおいしく、現地ツアーも日本人が参加しやすいものばかりです。
**目次**
1.ニュージーランドは「なぜ」人気なのか?
(1)地理的要因 時差がない
まず一つ目として地理的要因が挙げられます。
地図を見ると一目瞭然。縦の位置関係を見てみると、日本と大きな開きが無いのです。
このことは、時差が少ないということを示しています。
長時間飛行機に乗って現地に着いたはいいが、あれ?いま何時?日本時間では何時?出発した日と比べて今日なの明日なの?!もうワケが分からない!と腕時計の針をクルクル回しながら時差ボケに陥るなんてことも少なくてすみます。
ちなみに、成田国際空港からニュージーランドのオークランド国際空港までのフライト所要時間は約11時間。日本とニュージーランドの時差は3時間。日本が午前8時であれば、ニュージーランドは午前11時。
飛行機に乗ったらすぐにもう腕時計の時間を変えてしまいます。そしてすでにニュージーランドタイムに体を変えてしまうのです。あとは寝てしまう。目が覚めたら現地!というのがお勧めのフライト方法です。
3時間しか時差が無い、ということは、現地から日本に「着いたよ~!」と連絡を入れるのにも便利です。
電話をかけたはいいがあちらは深夜、ということでは相手にも迷惑です。ニュージーランドはその点、3時間だけ時間を戻せばよいので、計算も簡単ですし、お互い無理の無い時間に連絡を入れられますし、受けられるのです。
(2)交通事情 左側通行
他にも日本人には好都合な点がたくさんあります。車両が左側通行であることもそのうちの一つでしょう。
現地の交通事情を理解し、そして国際運転免許証を日本で取得していけば、ニュージーランドでレンタカーを借りるという事もできます。キャンピングカーで回ることもできます。やろうと思えば、バイクをレンタルしてツーリングすることもできます!
ちなみに筆者はBMWを借りてツーリングをしました。まあ、運転は夫でしたが(笑)。
左側通行ですと、あちらでのバス移動なども体が楽です。
日本と同じようでは面白くない、と思うかもしれませんが、郊外では100キロを超える速度で走り、街中に入ると40キロくらいに減速するなど日本とは違う交通ルールがありますので、そういうのを感じながらバスに揺られるのも楽しいものです。
ツアーバスに参加したりすると、一日の移動距離が300キロなんてことも珍しくありません。しかも運転手さんは、観光案内をしながら時速100キロくらいで走っていくのです!これはすごい!
日本と同じ、ということはそれだけ体が楽という事。
楽しむことはたくさんあるので、体力も取っておく必要があります。ですから、長距離移動などは日本人には感覚的に体の負担が少ないと思います。
ニュージーランドでは一般的で日本ではあまり見かけないのが、ラウンドアバウトという交通ルール。
日本では交差点に信号があり、そのルールに沿って直進、右折、左折などを行いますが、ニュージーランドのラウンドアバウトは、サークル状のところをぐるーんとまわって、自分の曲がりたいところに来たら曲がる、という方式を取ります。
ランドアバウトというのは、日本でのイメージは、鉄道駅前などにあるロータリーのようなものです。
現地で運転する場合には、ラウンドアバウトを始め、よくルールを知ることが大切です。
ラウンドアバウトに入るとき、そして自分が出たいところで出るとき、どのタイミングでどの方向にウインカーを出すか、というのが、慣れるまでは日本人には難しいかもしれません。現地で車を運転する予定がある方は、行く前によく交通ルールを調べて覚え、イメージトレーニングをしていく必要があります。
ちなみにこのラウンドアバウト、例え直進であってもグルーンとまわらないといけないので、私は最初酔いました。
信号が無い、という点でエコや経済的に良いのでしょうが、走ってはグルーン、走ってはグルーン、が慣れるまでは気持ち悪かったです。
2.公用語が英語とマオリ語 必要最低限で十分
日本人は、少なくとも中学高校で英語を習っていますので、英語ができます。できる、と書いてしまうと「私は出来ない!」という声も上がるかもしれませんので、「英語に触れてきた」と書いた方がよいかもしれませんね。
公用語は二つあります。英語とマオリ語。
(1)まずは英語の方から。
前述のように、日本人は英語に全く触れてこなかったわけではありません。ですから、ニュージーランドでの会話にはある程度困らないと言えます。
レストランなどでメニューを見ればそれが肉料理なのか魚料理なのかは分かるでしょうし、ツアーの時間などもきちんと読めるでしょう。
しかし、現地の方との会話という点におきましては、これはちょっと慣れが必要です。
英語には大きく分けて「アメリカ英語」と「イギリス英語」の二つがあります。
ニュージーランドはイギリスの統治下にありましたので、「イギリス英語」を話し、使っています。一方、我々日本人が学校英語で習ってきたものは「アメリカ英語」なのです。ここに開きが出てきます。
数字を例に出してみましょう。7はアメリカ英語では「セブン」と発音しますが、ニュージーランドでは「シブン」に近い音です。また、8も「エイト」ですが、「アイト」に近い音になります。
これは、
・sevenのeの発音がiになる
・eightのeiの発音がaiになる
これ以外にも、canは我々は「キャン」と習いましたが、ニュージーランドでは「カン」です。詳しく言うと、日本語の缶ジュースの「カン」ではなく、コーンスープの「コーン」の方が近いと言えます。
このように、発音の違いがあるので、これに慣れるまでは「英語なのに何を言っているのか分からない!」という状況に陥るでしょう。しかし、「英語で」言っているのですから、耳が慣れてくれば、あ、こういうことを言っているのか!と現地滞在がもっと楽しくなることでしょう。
(2)今度はマオリ語について。
マオリ語もニュージーランドの公用語です。
しかし、現地で話されていることを聞く機会は少ないと思われます。
これは、観光客に向けてはやはり英語のほうが通じるという事と、我々がマオリ語を知らないので、例え現地の方がマオリ語で会話をしていたとしても、「英語ではない何語か」ということになってしまうと思われるからです。
マオリ語の表記につきましては、日本人には有利な点がたくさんあります。
マオリ語は、母音のみ、もしくは子音と母音の組み合わせ、という形で表記がされ、発音がなされます。つまり、ローマ字読みに近い、ということになるのです。ローマ字なら我々は得意ですね。
会話はできないとしても、現地でみかけるたくさんのマオリ語は読むことができます。
ちなみに、地名にはたくさんマオリ語が使われていますし、お土産屋さんにいくとステッカーやティーシャツなどにマオリ語がつかわれていることが分かります。
ちなみに、「ニュージーランド」という国名は、マオリ語では「アオテアロア」、マオリ語表記では「Aotearoa」となります。どうですか?読めるでしょう?
3.食事が日本人に合う
日本人は、魚介類をたくさん食べます。これは、日本が島国であり、魚がたくさん取れることがその要因の一つとなっています。
同じく、ニュージーランドも島国です。よって、現地では、おいしい魚料理を食べることができます。
日本からの直行便があるオークランドを始め、大都市であるウェリントンやクライストチャーチなどは、海に面しています。
ここ以外にも、歴史ある都市クイーンズタウンや、星がきれいにみられることで有名なテカポなどは湖に面しています。
このように、水とは切って切れない国であるので、どこでもおいしい魚が食べられるのです。
海外に行ったら日本とは違う食事をとりたい!と思うでしょうが、調理方法が違うので、魚と一言で言っても、日本のものとは全く違う料理です。そして、どれもヘルシー。
とても健康的なので、旅行中胃に負担が来て疲れてしまうなんてこともありません。
ベイサイドのテラス席で、おいしいニュージーランドワインを飲みながらシーフードを頂く、ということも、ニュージーランドの楽しい時間の一つです。
4.現地ツアーが充実
日本を発つ前に旅行会社などでツアーを申し込んだ場合、確実に日本語のツアーに参加することができます。ニュージーランドではこの現地日本語ツアーが非常にすぐれていると思います。
現地ツアーに参加すると、ニュージーランドに精通している日本人のガイドさんが行く先々で対応してくれます。空港からホテルまで、ホテルから翌日のツアーまで、ツアーが終わればまたホテルまで、と実に至れり尽くせり。
明日の予定の確認などもしてくれますので、自分であれこれと気を回さなくて済むので、楽しむことに集中できるという点ではこれは本当にありがたいことだと思いました。筆者は英文科を卒業している為英語はとても身近なものですが、それでもこの現地ツアーの素晴らしさには感動しました。申し込んでよかった!と思っています。
ですから、英語に自信が無い方や、海外旅行に慣れていない方は、ぜひともこの現地ツアーに申し込んでみるのもお勧めです。
でも現地ツアーって、日本観光客が集まって、ぞろぞろ観光するんでしょう?せっかくニュージーランドに行ったのに、日本人ばかりで集まっているのもなんだかなあ・・・という声が聞こえてきそうなので、もうすこし、この現地ツアーについてお話ししたいと思います。
現地ツアーに参加すると、確かに日本人が集まります。しかし、すべての観光地において「日本人だけ」で観光が進むわけではない、ということを覚えておいてください。
もちろん、場所によっては日本人だけ、という所もあるかと思いますが、それは少人数のツアーであったりします。小さなワゴン車で数人の日本人が、日本人運転手の案内で回る、などがこのケース。これは逆を言えば、少人数であることが、手厚い観光ができるという利点になります。
大抵の現地ツアーは、いろいろな国から来た観光客が集まって、一つのツアーに参加する形です。
ニュージーランドで主に話されている言語が英語という点からも、案内が英語という事がほとんどです。英語が得意な方なら苦労はしないでしょうが、それでも最初のうちは前述の「イギリス英語」に耳が慣れていないので、聞き取りも大変かと思います。
そこで登場するのが心強い観光客の味方、現地ガイドさんです。いろいろな国の方が参加するツアーに一緒に来てくれます。例えば、バスツアーがあります。
バスの車内は多国籍。運転手が観光案内をしながら運転をするケースもあれば、ニュージーランド人の観光ガイドが同乗する場合もあります。
我々日本人はヘッドフォンを渡されて、同乗している日本人ガイドさんが通訳をしてくれて、それを聞くことができます。車内にはいろいろな国の人がツアーに参加しているわけですが、案内は日本語で聞くことができるので、旅をよりもっと深く知ることができるのです。
オークランドではAさん、クライストチャーチではBさん、クイーンタウンではCさん、とその土地に慣れた日本人ガイドさんが丁寧に対応してくれますので、安心して観光ができる面も、ニュージーランドの良い所だと思いました。
滞在先で困ったことなどがあれば、日本人ガイドさんに相談することもできますし、お勧めの食事処なども聞くことができるなど、本当にありがたい存在がこの日本人ガイドさんなのです。
フリーで旅をするのももちろんいいことですが、始めニュージーランドに行く場合や、英語に自信が無い場合、観光地は絶対に押さえたい!という場合などには、この現地ツアーを利用してみるのをお勧めします。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?他にもたくさん魅力はあるのですが、今日はここまで。
日本と似ていて良い所もあり、似ているけれども全く違う所もある、というのがこのニュージーランドと言う国です。
あ、言い忘れました!日本は北半球、ニュージーランドは南半球ですので、季節が逆になります!
日本の冬、2月にあちらへ行けば、8月のニュージーランドサマーを楽しめます。真冬に日焼け、ということも楽しめるのがこのニュージーランドなのです。
併せてこちらもどうぞ
・マオリ族のハカやハンギなど、歴史や文化に触れるNZ観光・マヌカハニーとはちみつの違い
・オークランドではスカイタワーからジャンプ!
・ウェリントン ニュージーランドの観光 押さえておきたい見学ツアーなど
・ニュージーランドのお土産にはマヌカハニーをお勧め
・ロトルア 温泉と観光 中心部編
・ロトルア 温泉と観光 郊外編
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