南極旅行の費用は?気候は? 色々とご紹介
公開日:
:
最終更新日:2018/02/19
アウトドア(Outdoor), 旅行(Travelling)
え?「南極」って一般人でも行けるの? そう思った人もいるのでは?
今は南極ツアーがいくつもあり、参加することができます。
どんなツアーがあるのでしょう?見どころは? 色々調べてみました。
1.南極ツアーっていくら位するの?
一番気になるのが、費用ですね。
まず行き方ですが、通常飛行機で米国経由アルゼンチンのブエノスアイレスに飛び、
そこから空路ウシュアイアという南米大陸最南端の街へ行きます。
そこから船で約2日間過ごし、南極上陸。4日間過ごし、
またウィシュアイア~ブエノスアイレス~米国(乗継)~日本。
計16日間で約200万円です。
同じようなツアーで南極にいる時間が3日、計14日だと150万円~200万円。
乗船中の部屋のランクで価格が変わります。
なかなかいいお値段ですが、地球最後の秘境と呼ばれる南極にはペンギン、アザラシ、カモメ、シャチ、クジラなど、おなじみの割にはあまり見たことのない動物を間近に見ることができます。
氷の海と一面をおおう雪はまさに異次元で、感動の連続です。
2.南極ってどんなところ?
南極というのは、1つの島ではありません。
南極半島のほか、デセプション島、ハーフムーン島、ロス島など多くの島が
あります。温泉が湧いたり、野生生物の宝庫のような島もあります。
ガウデイエー島では郵便局やお土産店も営業しています。
平均標高は約2,300メートルもあり、日本で言うと大雪山や
中央アルプス・木曽山脈の経ヶ岳などと同じ標高になります。
広さは日本の約36倍、1,300万平方kmですが、95%が氷で覆われています。
化石から、1~2億年前には動植物が生息していたことがわかっています。
平均気温はマイナス10.4℃。12月~1月にかけて気温が最も高く、
1日の最高気温が8℃前後、最低気温がマイナス4℃くらいになります。
3.南極って安全なの?
ツアーなら危険が及ぶような場所には行きませんが、それでも色々注意が必要です。
まずは「トウゾクカモメ」。カモメの仲間ですが非常に獰猛で、
長く伸びた爪やくちばしで人間をも攻撃して来ます。
アザラシも、獲物が少ないと人間を襲うことがあります。
元々アザラシは共食いする習性があるのです。
死亡例は1件しかありませんが、咬まれた所から細菌が入り込み
大けがになることがあるそうです。
雪からの太陽の照り返しは強烈です。日焼けを起こしますし、
なにより目への悪影響があります。裸眼でいると、強烈な紫外線で
角膜が焼かれてしまいます。
靴の中に雪や氷が入ってしまった時にそのままにしておくと、
冷たい湿気のためにしもやけになり、さらに進むと凍傷となり
最悪の場合足を切断しなくてはならなくなります。
でも、ガイドさんに従い、無茶な行動を避ければ大丈夫ですよ。
普通の海外旅行のように気軽には行けませんが、一生に一度の思い出として
お金を貯めて、行ってみる価値は大いにありそうですよ!
関連記事
-
スウェーデン旅行のおすすめ時期はいつ? 四季それぞれの特徴を説明
スウェーデンに旅行に行きたい! でもいつが一番いいのでしょうか。 せっかくだから一番
-
ひたちなか海浜鉄道へのアクセスから魅力まで!
世の中、もっと便利に、もっと早く、という空気が流れていますが、ゆっくりしたい時だってありますよね
-
天竜川漁協 太田切川の釣り 家族は早太郎温泉と遊びに誘導しましょう!
長野県の南信地方にある天竜川漁業協同組合(以下、天竜川漁協)管内の、太田切川の釣りを紹介します。
-
西表島の観光でおすすめの生きもの観察
西表島は、島の成り立ちの歴史から、この地域固有の動植物がたくさんいます。 島にある3つの山(古
-
八王子周辺の健康ランドを順に7つ紹介します
健康ランドは、レストランや理髪店、ボディケアなどの施設があり、お風呂はジャグジーやサウナもありま
-
ニュージーランドのお土産にはマヌカハニーをお勧め
旅の楽しみの一つがお土産選び。職場に、友人に、もちろん自分へのお土産も忘れずに。 ニュージ
-
天竜川の釣りポイント,下伊那漁協では。
天竜川は長野県の諏訪湖から静岡県の浜松市を経て太平洋まで流れる大きな川なので,長野県の下伊那付近
-
フィンランド旅行の予算、お土産、ベストシーズンについて
フィンランドと聞いて思い浮かべるのは何でしょう。 水と湖、オーロラ、ムーミン、サンタクロー
-
岩手山の全登山コースを紹介 初心者から上級者までおすすめコースがあります
東北自動車道を走り盛岡を過ぎると、左手に山々の連なりがスッと切れるような形の岩手山(薬師岳)が目
-
筑波山の麓からはちょっと遠い日帰り温泉7施設+αを順に紹介します!
筑波山の麓というわけではありませんが、ちょっと足を伸ばしたり、帰りの電車を途中下車して寄れるよう