ミドリガメの冬眠と目覚めのさせ方は?注意する点もしっかり覚えよう

公開日: : 最終更新日:2017/02/19 生きもの(Living thing)

ミドリガメ(アカミミガメ)の冬眠は一歩間違えれば、死なせてしまうこともあります。

元気に冬眠を乗り切るための注意点を確認してみてください。

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1.亀が冬眠する理由

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亀は変温動物です。体温を一定に保つことができないのです。
そのため、寒くなると活動を止めて冬眠に入ります。

注意点

冬眠中は餌を食べないので、その前にたくさん食べなくてはいけません。
生後1~2年の子亀や、本来食欲が旺盛な夏にあまり餌を食べなかった亀は冬眠中に死んでしまうことがあります。

冬眠は死んでしまうリスクがありますので、水温・気温を20~25℃にキープできるなら、冬眠させる必要はありません。

2.冬眠する時期と方法は?

冬眠は通常11月~3月の4ヵ月ほどです。

気温によりますが、10月初め~終わり頃になると日中でも気温が20度を超えず寒くなり、段々餌を食べなくなって来ます。
いずれ全く食べなくなりますのでそのままにしておきます。

完全に食べなくなったのを確認したら、そのまま2~3週間置いておくと
体に溜まっているフンが全部体外に出てきます。

餌やフンが体内に残っていると、冬眠中に腐って、そこから体内の組織も腐敗し死んでしまうことがあるのです。
フンが出なくなったら、冬眠させましょう。

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冬眠の2種類の方法

冬眠には2種類の方法があります。

①土の中で冬眠させる方法

<用意するもの>水槽、土や落ち葉・水ごけなど

寝床
・水槽に、少し濡らした土や水ごけを20~30㎝入れ、一番上に落ち葉を軽く敷きます。
・冬眠させる日に、亀をそっと水槽に入れます。自分で潜って行きます。
・絶体に無理に潜らせないこと。窒息してしまうことがあります。

水温
あとは、温度が一定のところに入れておきます。
5℃くらいが適温です。0℃以下になると死んでしまうので注意してください。

暗闇
ふたをする場合は、空気穴を開けておきましょう。
暗くないと冬眠できないので、段ボールの中などに入れるのもおすすめです。

湿度
土がカラカラに乾燥しないよう、週1回は霧吹きで土を湿らせて下さい。

②水の中で冬眠させる方法

<用意するもの>水槽、落ち葉・水ごけなど

寝床
・亀の動きがにぶくなって来たら、水槽に入れる水を多くします。
・落ち葉や水ごけを中に入れます。(落ち葉は、水に入れて1~2ヶ月ほど置いておくと
 アクが抜けて水が汚れません)

水温
・水温5℃をキープできる場所を決め、ふたをして置いておきます。
・1~2週間に1回ほど、水が蒸発して減ったら、随時足します。

水量
・水槽に入れる水の量はいつもより多めにして、表面に氷が張っても、下のほうが凍らないようにして下さい。
・水を替える必要はありません。

水温の重要性と緊急時の対応

ポイントは、水温を5℃前後に保つこと。
低すぎると死んでしまいますが、10℃位になると今度は高すぎて冬眠できず、でも活動するには低すぎるため餌を食べられず、段々衰弱してしまいます。

様子がおかしいと感じたら、2~3時間かけて温度を上げ、
気温・水温が15~20℃になったらそのまま動物病院へ連れて行って下さい。

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3.目覚まし方

3月になったら、水槽を少しずつ明るい所に動かします。

水温が上がりますし、自然に目覚めてくれますよ。

亀の冬眠は4ヵ月程が限界だと言われていますので、4ヵ月過ぎても目覚めない場合は水温を25℃以上にした水槽に入れ、動物病院で診察を受けて下さい。

4.じつは冬眠が不要かも

普通、動物の冬眠はその間、ぐっすり眠ることを指します。

しかし野生のカメなどの爬虫類の場合、ずっと眠っているわけではなく時々、空気を吸いに水面に上がってくることもあるようです。これを休眠(brumation)といい、冬眠(hibernation)とは区別されています。

ミドリガメの場合、水温10度以下になると、催眠状態(sopor)になるとされ、その間は食べたり排泄したりしません。ほとんど動かず、呼吸回数も減ります。

しかし冬の間でも、暖かい日があると出てきてひなたぼっこをしていることもあるようです。そして寒くなるとすぐに次の日には、自分から寝床に入り、また催眠状態になるのです。

ですので、冬眠(休眠)が必ず必要というわけではなく、繰り返しますが、室内で飼って、冬も水温・気温を20度以上にキープできるなら、ミドリガメを無理に休眠(冬眠)させる必要はありません。

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