茨城空港へのアクセスやwifi無料などの情報について 車とバスが利用可能

公開日: : 最終更新日:2018/06/03 旅行(Travelling), 日本(Japan)

茨城空港は、旅行客としてはもちろん、見学客としてもたくさん楽しめる空港です。

空港まで電車でのアクセスはできませんが、車とバスが利用でき、国内では北海道や神戸へ、そして上海、杭州、深センなど、中国を中心に海外6都市へ就航する国際空港です。

また、送迎デッキなどから駐機場がとっても近く、お見送り・お出迎えがとってもしやすい飛行場です。
自衛隊の飛行機を見ることもできます。

Wi-Fiは、ターミナルビル内で、無料で1回180分、1日3回まで利用できます。

茨城空港への便利なアクセスの仕方や駐車場、空港バスを使った観光などをご紹介します。

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1.茨城空港がどこにあるかわかりますか?小美玉市(おみたまし)にあります

茨城空港は、平成22年に日本で99番目に開港となった空港です。お隣には航空自衛隊百里基地があり、2010年に軍民共用化されたちょっと特殊な空港です。

所在地は茨城県小美玉市。おみたまし、と読みます。
茨城県の形を頭に思い浮かべてください。茨城県の県庁所在地である水戸市にあり、それはほぼ中央あたりに位置しています。そこから26キロほど南下したところに茨城空港があります。

でも・・・・茨城県の形、と言われてもすぐにはぴんときませんよね。すぐにイメージできるのは茨城県民くらいでしょう。あとは近隣の県の方くらいかと。

なぜならば、2015年、2016年、2017年の都道府県の魅力度ランキングは、茨城県、堂々の?!連続最下位でした。ですので、地図も載せましょう。

ということで、茨城空港の位置がなんとなくわかったところで、どんどん話を進めていきましょう。

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2.車の方に朗報 駐車無料!駐機場が近くて見学だけでも楽しめます

駐車場無料!

まず、駐車場が無料です。

「でも、満車で停められなかったらどうしよう?」
そのようなご心配は無用です。

空港ビル正面に1300台分の駐車スペースがあります。そしてそれ以外にも臨時の駐車場まであるのです。旅行者はもちろん、ちょっと遊びに来たという方にも、どなたにでも無料なのです。ありがたいことです。

茨城空港に来たり、空港から移動する為には、車、タクシー、あるいはバスが必要です。残念ながら鉄道はここまで伸びていません。

しかし、前述のとおり車の駐車スペースはかなりのものがあります。また、何時間停めても、何日停めても無料です。

夜間から早朝にかけては、駐車場は閉鎖され、車の出し入れはできなくなりますが、旅行中でしたら関係ないですね。

なお、何日停めても無料ではありますが、長期間停める場合はインフォメーションに申し出が必要です。しかし、繰り返しますが無料です。

また、空港内にはレンタカー会社もありますので、ここで借りることもできます。茨城県内を旅行するのであれば、レンタカーがお勧めです。

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見学もできます!

茨城空港を利用するのは飛行機に乗るお客さんだけではありません。見学だけでも十分楽しめるのです。

茨城空港には、国内線、国際線の両方が就航しています。国内線はスカイマーク、そして国際線は春秋航空、中国南方航空、そして中国国際航空があります。この他にも、臨時でチャーター便が来ることもあります。フライト情報をチェックし、飛行機を見に来るのも、この空港の楽しみ方の一つです。

どこから飛行機が見られるか、というとやはり送迎デッキです。
駐機場が目の前です。
ですので、大迫力の飛行機が見られます。

運が良ければ出発便に手を振ると、パイロットが手を振りかえしてくれることもあるのです。そのくらい、近くで見られます。

飛行機を利用するお客さんは、ボーディングブリッジを使うのではなく、タラップを使います。昔、アメリカ横断ウルトラクイズ、という楽しい番組がありましたが、飛行機から降りると同時にクイズに引き続き参加できるかどうかがわかるという、あのタラップです。

タラップを利用する利点として、出発間際のお客さんや、到着のお客さんに手を振ることができます。旅客はかならず駐機場を歩きます。知り合いが飛行機を利用するためお見送りやお迎えに、という時なども、時間ぎりぎりまで別れを惜しんだりできますし、到着してすぐに顔をみることができます。コンパクトな空港だからこそできることなのです。

それ以外にも、空港ビル隣りにある芝生の広場からも見ることができます。
小さな山があるので、そこに上がって見ている人も多いです。
ちなみにここには、航空自衛隊で使われていた飛行機が展示されています。もちろん見るのは無料です。写真も撮り放題です。

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3.バスでの空港へのアクセス

バスに関しましては、JR東京駅便に注目です。

片道運賃がなんと1000円なのです。その上、航空機利用の方であれば500円になります。ワンコインで東京駅便が利用できるなんてなんとお財布に優しいのでしょうか。

バスであれば車内で寝ることもできますし、重い荷物も積むことができるのでラクラク旅ができます。事前予約制ですが、当日空きがあれば乗ることも可能です。

しかし、春秋航空到着後のバスはほぼ満席状態ですので、確実に予約をするか、もしくは他の時間を選ぶかした方が良いでしょう。

東京にちょっと遊びに行きたいな、都内から近くに旅をしたいな、という時にもこのバスはかなりのお勧め。運賃がお安く済んだ分、他にお金を使うことができますね。

なお、バスはこれ以外にも水戸やつくば、石岡等の茨城県内各方面にも出ています。石岡方面にはダブルチケットというものが存在していて、往復で乗る場合にはすこし運賃を割り引いてもらえます。バス専用道路を一部走ることもあり、時間にも安心です。

4.気になる使い勝手

実際に飛行機に乗る場合、チェックインはとてもスムーズです。そして、チェックイン後に飛行機に乗る移動も非常にスムーズです。

国内線、国際線と乗り場が分かれています。
行先は、国内線のスカイマークは札幌新千歳、神戸、福岡、神戸経由の那覇があります。
国際線は、上海、深セン(センは土ヘンに川)、杭州が現在あり、2016年3月15日からは台北(桃園)も就航しています。

筆者は札幌新千歳の便を往復で利用したことがあります。
チェックインは機械で行いますが、スタッフが近くにいるので、不明点などはいくらでも聞くことができました。

また、出発口から搭乗待合室、そして搭乗口までの移動が本当に楽ちん。いくらも歩きませんでした。

そして、飛行機に乗るために駐機場を歩いた時は、送迎デッキにいる身内に手を振ることができましたし、滑走路を走った時も空港が良く見えました。

また、新千歳から帰ってきたときも同じく、飛行機が滑走路から駐機場に向かう時から送迎デッキが良く見えて、手を振っている身内が見えました。

タラップを降りて駐機場へ向かう時ももちろん見え、そして到着口に入るとそこはもう手荷物受取所。あまり待たずに荷物も受け取れ、疲れた体でも旅の締めくくりはラクラクでした。
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こちらがタラップです

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奥に見えるのが、航空自衛隊百里基地です

国際線の方はどうか、というと国内線利用と違って出入国手続きや保安検査場での荷物のチェックがあるので、どうしても時間は多めにかかってしまいます。

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しかし、空港がコンパクトなのでビル内での移動はほとんどなく、これらの諸手続きを済ませてしまえば、全体的にはラクラクな空の旅ができる、それが茨城空港の良さなのだと思います。

チェックインカウンターでの出発手続きは、国際線である春秋航空便は出発時刻の1時間前まで、国内線のスカイマーク便は20分前まで、とされています。もちろん余裕をもって空港に出向いて、チェックイン手続きをすることは必須ですが、国内線は20分前まで許容されている、というのは、小さな空港ならでは。

また、お子様連れにやさしい、ということも利点の一つ。
駐車場から空港ビルまでの移動が楽。ビル内に入っても、全体が見渡せるので迷子になる心配が少なく、エスカレーターやエレベーターはビル中央に位置しているので、安全面でも目が行き届きます。

また、小さい子どもとの外出で気になることの一つはトイレです。
急にトイレをもよおした子どもを連れてトイレまで走らなくては!ということも施設によっては起こりえますが、ここ茨城空港ではその心配はご無用です。トイレまでの移動が遠くて大変!!ということがないのです。

加えて、空港内にはおむつ替えができるところが何か所もありますし、授乳室も完備されています。誰にでも優しい空港、それが茨城空港なのです。

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5.自衛隊を見るという楽しみ方もあります

また、ちょっと変わった楽しみ方として、就航している民間機をみるのではなく、航空自衛隊の飛行機を見るということもできます。
もちろん飛んでいる飛行機を、です。

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茨城空港の滑走路は、軍民共用化といって、航空自衛隊と共用しています。その為、訓練をしている飛行機の離着陸をみることができますし、頭上を旋回するのも見ることができるのです。

訓練は主に平日に行われています。ちなみに、ものすごい爆音です。大人でもこの音はかなりのものなので、小さなお子様連れで平日いらっしゃる場合にはお気を付け下さい。

なお、民間機ではなくこの自衛隊の訓練を目当てに見学に来ている方も多いです。送迎デッキで専門的な言葉が聞こえてくるので、すぐにお分かりになると思います。

6.国際線も就航してます!

さて、民間機の話に戻しましょう。

茨城空港の定期就航国際線は主に中国便です。その為、中国語を勉強している方はぜひとも来てください。大学在学中で、第二外国語は中国語だという学生さんや独学で中国語を学んでいる方にとっては、日本に居ながら生きた中国語が聞ける場所なのです。

聞き耳立てるわけではありません。チェックイン時や到着時には、大勢の中国人観光客で空港ビル内がいっぱいになります。中国語が飛び交っているのです。

中国語は習ってないし、という方ももちろん楽しめます。
二階に上がれば中国や韓国のものが買えるお店がありますし、地元茨城のものもたくさんあります。
百里基地グッズもあります。

7.空港でショッピング

その他には、ちょっと来たついでに、おいしい茨城のドレッシングなどいかがでしょう。家に帰ってサラダにかければ、おいしいお土産になります。

また、土日などには一階に国内就航地である北海道や神戸、そして沖縄の物産が販売されたり、地元茨城の野菜や果物などが買えたりするお店が出ます
行ったつもりでお土産を買うのも楽しいです。新鮮なお野菜がお手頃な値段で買えるのも、主婦にはうれしいことです。

空港ビル内設備として、このようなお土産屋さんの他に、レストラン、そしてコンビニエンスストアがあります。

また、空港のすぐそばには、本店が北海道にあるコンビニエンスストア「セイコマート」もあります

度々北海道フェアが行われているコンビニですので、ここで何かを買って北海道便を見ながら食べたり、お弁当を作っていって食べたりして、送迎デッキで時間を過ごすのも安上がりな楽しみ方です。

ぜひ週末は茨城空港へ!連休の計画は茨城空港から国内線、国際線を使って飛び立ちましょう!

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