伊予ヶ岳の日帰り登山いろいろ5コース 房総のマッターホルンを制覇!

伊予ヶ岳は千葉県南房総市にある山で、イルカの背びれのように尖った山容から、房総のマッターホルンとの異名を持つ岩山です。

山の姿が愛媛県(伊予国)の石鎚山に似ていることから「伊予ヶ岳」と名づけられているそうで、南峰と北峰のある双耳峰で、冬場でも安心して登山が楽しめ、房総半島の山で唯一「岳」の付く山です。
登山をしているとほんの一瞬、山岳登山を感じる鎖場があります。

集まるのにちょうどよい位置にあったのか、それともちょうど見渡しが良かったのか、日本中の天狗が伊予ヶ岳山頂に集まって座り、いろいろな会議をしたという天狗伝説もあります。
麓の平群天(へぐりてん)神社(64m)から標高336.6mの山頂まで1時間で登ることが出来るコースを含め、いろいろなコースをご紹介します。

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1.アクセス

JRでは

内房線岩井駅から南房総市営バス富山線に乗り、「天神郷(伊予ヶ岳登山口)」バス停で下車します。
バスはフリー乗車方式(路線区間内であれば乗降場所を限定せず金額が一定)で、乗車1回につき200円です。
また、岩井駅から天神郷(伊予ヶ岳登山口)バス停までは16分~26分ほどで、時間帯により途中経路が異なります。

マイカーでは

富津館山自動車道 鋸南富山ICを降りて県道外野勝山線を南に走り、「道の駅富楽里(ふらり)とみやま」の手前で県道鴨川富山線へと左折し10分ほど走り、平久里中のT字路を左折しすぐに平群天神社があります。

平群天神社の鳥居をくぐった先にある駐車場を利用させてもらえます。
車で鳥居をくぐってくださいね。

中央のとがったところが南峰、やや左に北峰があります。

2.伊予ヶ岳の主要ポイントと各コースのルート地図

伊予ヶ岳の主要ポイントと、今回ご紹介するコースの地図を作成しました。

各コースを参照したい場合は、地図の左上の四角いボタンを押してから、各コースの名前の付いたレイヤーボタンを押してください。

スマートフォンの場合は、一度地図をクリックして、別ウィンドウで全画面表示を立ち上げてから、画面下のタイトル表示「○○の主要ポイント(morigasuki.net)」部分の白枠を押せば、各コースを選ぶことが出来ます。

パソコンでの別ウィンドウでの全画面表示は、地図の右上の四角いボタンを押してください。

地図上に書かれた各コースのルートは、手書きで作成しており、正確に記していますが、微妙にずれていることもありますので、大体の目安とお考えください。

伊予ヶ岳の主要ポイント。各コースはレイヤーを選択すると見られます。

この地図をグーグルマップ上に表示させて、登山中に現在位置を確認することもできます。
PCやスマホで使う場合の詳しい設定方法を書きましたので、ご覧ください。

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3.各コースの紹介

コース1.平群天神社から伊予ヶ岳を目指す 初心者でも大丈夫 (往復 1H30M)

麓の平群天神社を出発し、伊予ヶ岳南峰を経由して伊予ヶ岳(北峰)へと向かうピストンコースです。


ルートは以下の通りです。


平群天神社64m~(35M)~展望台~(5M)~伊予ヶ岳南峰336m~(10M)~伊予ヶ岳北峰336m (登り 50M)

伊予ヶ岳北峰336m~(5M)~伊予ヶ岳南峰336m~(5M)~展望台~(30M)~平群天神社64m (下り 40M)

コース中に水場はありませんので用意をしていってください。
平群天神社境内にトイレがあります。

平群天神社には7、8台ほどが停められる登山者が使える駐車場があり、西側の旧平群小学校(2012年廃校)との間に登山口があります。

登山道入り口の看板と伊予ヶ岳の頂上がかすかに見えます。

筆者が冬に訪れた時には、登山口に水仙が咲いていました。
水仙の盛りは2月と言われていますのでたぶん冬の間中次々と咲くと思います。
暖かい房総半島を感じてくださいね。

登り口には水仙が咲いていました。

富山への分岐点を過ぎて急斜面をひと登りすると休憩舎(東屋)と展望台に出ます。

休憩舎から嶺岡中央方面でなく「伊予ヶ岳」方面へ向かい、お楽しみのロープと鎖の岩場になります。
「ここから先はハイキングではありません」
との注意書きを読んでからトライしてくださいね。

休憩舎と展望台の所に分岐がありますが、嶺岡中央方面はヤブこきです。

鎖場を回避する道もありますが、ヤブこぎをしながら目印を見失わないようにしなければならないようで、おススメできません。

ぜひここで、夏登山をイメージして練習してみてください。
初めてよりも2回目、2回目よりも3回目と、だんだん楽しくなってくるはずです。

鎖場では、前後の人を確認してそれぞれのレベルに合わせて、お互いにゆとりを持って譲り合うことが出来ると、とってもスムーズで楽しい登山となりますね(#^.^#)

一人一人のマナーがその場を良くしますから、一期一会のその場限りですが、山仲間の質を上げる事間違いなしですよ!

よい思い出を山でいっぱい作ってくださいね。

このレベルの岩場を制覇すれば登頂成功

鎖場を過ぎると、まず伊予ヶ岳南峰(336m)に到着します。
ボサボサと草が生い茂っているので感じませんが、結構な断崖絶壁です。
人一人が立つのがやっとの岩場からスリル満点の360度の眺望を楽しみます。
柵がありますので十分注意してください。

ここからの眺望は、天気が良ければ東京湾の向こう側まで見えます。
富士山はもちろん、伊豆大島も見えます。
ベンチとテーブルも置かれています。

その後、10分ほどで行ける北峰からの写真をみればお分かりの通り、南峰にはいつ崩れてもおかしくない岩の割れ目があります。

北峰から南峰を見ると人影の先の岩には、割れ目が・・

さらに10分ほど歩けば、伊予ヶ岳(北峰336m)の山頂に到着します。
北峰頂上は狭く、三角点があるだけですが、南峰とほぼ同じ展望が楽しめ、南峰もよく見えます。

写真には写っていませんが、伊豆大島まで見えます。

コース2.伊予ヶ岳と富山をハイキング 愛の鐘を鳴らすのはあなた (周遊 5H56M)

鉄道利用の場合は内房線岩井駅、車の場合は「道の駅 富楽里とみやま」など、自分にとって便利な場所からスタートし、東西にぐるりと周遊しながら、伊予ヶ岳と富山をハイキングするものです。
適度な勾配なので、トレイルランニングに利用する人もいます。


岩井駅からスタートして、時計回りに歩く場合のルートは以下の通りとなります。


岩井駅25m~(15M)~富山中前バス停~(15M)~道の駅 富楽里とみやま15m~(10M)~とみやま水仙遊歩道入口~(1H20M)~六地蔵登山口~(15M)~天神郷バス停~(40M)~伊予ヶ岳南峰336m~(10M)~伊予ヶ岳336m (以上西から東の行程で計 3H5M)
※六地蔵登山口から、天神郷バス停方面へ迂回せず伊予ヶ岳南峰336mへ登れば30M

伊予ヶ岳336m~(5M)~伊予ヶ岳南峰~(25M)~六地蔵登山口~(1H)~里見八犬士終焉の地~(5M)~富山349.6m~(3M)~里見八犬士終焉の地~(5M)~富山南峰342.0m~(3M)~里見八犬士終焉の地~(35H)~伏姫籠穴~(15M)~富山中前バス停~(15M)~岩井駅25m (以上東から西に戻る行程で計 2H51M)
※「里見八犬士終焉の地」から岩井駅でなく道の駅 富楽里とみやまへ行く場合は1H5M。

JR内房線の岩井駅からスタートします。
岩井駅は一日に300人ほどが利用する小さな駅で、上下線共に一時間に1本程度の便があります。

しばらく町の中を歩きますが、徐々に畑の中に入り、富山中前バス停手前に来ると、「伏姫籠穴入口800m先」の案内が出ています。
バス停で左に曲がります。
駅からこのバス停まで、南房総市営バスを利用してくることも可能ですが、バスの本数はほとんどありませんので、利用することはないでしょう。

富山中学校・富山小学校の敷地が見えてきたら三叉路を左に曲がります。
そのまままっすぐ平坦な畑の中を10分弱歩くと、県道89号線(千葉県道89号鴨川富山線)に突き当たります。
ここで右に曲がると伊予ヶ岳方面です。
その前に左に曲がり5分ほど歩いて、道の駅 富楽里とみやまで、地場の果物やその日のハイキングで食べるお弁当などを購入したり、食事をしたりすることをおすすめします。
房総名物の太巻き寿司などが売られています。

県道89号線を伊予ヶ岳方面へと進むと、とみやま水仙遊歩道入口・出口があります。
とみやま水仙遊歩道は、水仙の群生地です。
水仙の見頃は1月中旬~2月下旬で、ハイシーズンにはたくさんの人が、道の駅富楽里とみやまに車を駐車して、ハイキングに訪れます。
遊歩道の案内は道の駅2階の案内所で配布されていて、行程3.5㎞で1時間ほどで回れます。

また近くにあるイタリアンレストランVENTOは、近くにある近藤牧場が直営していて、ピザやパスタには手作りの新鮮なチーズが使われています。

とみやま水仙遊歩道を過ぎ、平坦な県道を沿いを1時間ほど歩き続けると、六地蔵登山口に到着します。

六地蔵登山口から伊予ヶ岳へと登ると30分で伊予ヶ岳南峰、さらに10分で伊予ヶ岳(北峰)に着きます。
ここでは直接登らずに、15分かけて、天神郷バス停へとなだらかに下ります。
天神郷バス停には、平群天神社があり、こちらが伊予ヶ岳登山口となっています。

平群天神社から伊予ヶ岳山頂までの登山はコース1で詳しく説明しましたのでそちらをご覧ください。
山頂までの途中に休憩舎や展望台があり、そこまではよく整備された道で転ぶ心配はありません。

休憩舎を過ぎると、山頂付近にロープとクサリ場がそれぞれあります。
そこを過ぎると伊予ヶ岳南峰(336m)に到着です。
南峰での眺望を楽しみ、次に伊予ヶ岳(北峰336m)に登頂します。

下山は30分ほどかけて、六地蔵登山口方面へ下ります。
六地蔵登山口からはなだらかにアップダウンを繰り返しながら、里見八犬士終焉の地まで、舗装路を進みます。

里見八犬士終焉の地では、右に進むと富山(北峰)、左に進むと富山南峰342mと下山ルートとなります。
まずは右の富山(北峰)349m方面へと進みます。

富山(北峰)山頂には展望案内図があり、すぐ近くの富山南峰342mや、遠くの山々の位置と名前を確認することができます。
またひらけた場所に展望台が設けられていて、房総半島や東京湾の眺望が楽しめます。

山頂を下り、南峰へと向かいます。
南峰へと続く道は山の作業道のような細い道です。

途中に「愛の鐘」と呼ばれる鐘があります。
これは皇太子ご夫妻の平成11年の富山登山を契機に作られたもので、仲睦まじいご夫妻の関係にあやかろうと、たくさんのカップルも愛の鐘を鳴らしにやってきます。


愛の鐘は2:56~

南峰の山頂にも展望台がありますが、木に覆われていて眺望はありません。
また観音堂がありますが、これは麓にある福満寺の、富山山頂にあるお堂です。

南峰をすぎると再び舗装道路が始まり、立派な城壁風の門が見えてきたら、伏姫籠穴(ふせひめろうけつ)への登り口です。
公衆トイレや駐車スペースもありますので、迷うことはありません。
伏姫籠穴は、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」に出てくる、伏姫と八房が籠もって暮らしたと伝えられる洞穴です。
後に命を絶った伏姫はここに眠り、富山姫と呼ばれ八犬士が参拝したとされています。


伏姫籠穴

伏姫籠穴へは、整地され歩きやすく整備された道を進みます。
しばらく登ると、森の中に高くなった舞台が現れます。
舞台は8本の柱で囲まれ、柱には八犬士の名前が書かれています。

舞台からさらに階段を上ると、小さな門とその奥に伏姫籠穴があります。
門の手前には、伏姫籠穴の説明が書かれています。

伏姫籠穴を過ぎ、富山中・小学校方面へと下山します。
富山中前バス停を過ぎ、岩井駅に着くと、駅には「伏姫と八房」の像があります。

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コース3.伊予ヶ岳・富山・津辺野山の三山を周遊 (周遊 6H10M)

道の駅富楽里とみやまを起点に、時計回りにぐるりと、津辺野山、伊予ヶ岳、富山の3山を登りながら周遊し、最後は道の駅富楽里とみやまに帰ってくるコースです。
比較的、歩く距離が長いです。


ルートは以下の通りです。


道の駅富楽里とみやま15m~(30M)~津辺野山登山口~(20M)~津辺野山西峰~(15M)~津辺野山~(25M)~津辺野山林道側入り口~(1H10M)~伊予ヶ岳林道起点~(35M)~伊予ヶ岳336m~(5M)~伊予ヶ岳南峰336m~(25M)~六地蔵登山口~(1H)~里見八犬士終焉の地~(5M)~富山349.6m~(40M)~伏姫籠穴分岐~(40M)~道の駅富楽里とみやま15m (周遊 6H10M)

道の駅富楽里とみやまからスタートします。
コース2でも紹介しましたが、道の駅富楽里とみやまでは、ハイキング中に食べられる地場の農産物やお弁当を調達することが出来ます。
房総名物の太巻き寿司などが売られています。

スタートして10分程歩くと、県道184号線の岩井トンネル(453m)に入ります。トンネル内に歩道がありますので、安心です。
トンネルを出ても県道を道なりに進むと、20分ほどで津辺野山登山口です。
道沿いに登山口の標識が立っていますので、迷うことはありません。

登山道は、倒木で荒れている竹林などを通り歩きづらい箇所があります。
道は歩きやすく整備されていませんがふみ跡がきちんとあり、迷いはしませんが、ちょっと歩きづらく薄暗い感じです。

津辺野山の標高は259mと高くありませんが、西峰まで一気に短い間に登るので傾斜はきついです。
津辺野山西峰、津辺野山ともに山頂に眺望はありませんが、山頂であることを示す看板が立っています。

山頂から下山し、津辺野山林道側入り口へと降りる最後の100mの地点では、尾根筋に道が続くところをそちらに進まずに右折して、津辺野山林道側入り口に降ります。

ここからは、伊予ヶ岳林道起点、そして伊予ヶ岳登山口まで、山の中の尾根筋を舗装された道路が続きます。

伊予ヶ岳登山口からは登山道に入り、針葉樹の森を進むと15分ほどですぐに山頂に到着です。

山頂には三角点があり、特に西側の展望が楽しめます。
天気が良ければ東京湾の向こう側の、富士山はもちろん、伊豆大島も見えます。
また、伊予ヶ岳南峰の断崖絶壁(コース1を参照ください)も見ることが出来ます。。

伊予ヶ岳南峰では、360度、南房総の景色が楽しめます。
こちらは断崖絶壁で、まるで鋸山の地獄のぞきです。

南峰を過ぎ、六地蔵登山口へと下山します。
途中鎖場とロープがあります。
雨の日は滑りますので、手袋を持っていきましょう。

六地蔵登山口から里見八犬士終焉の地までは、舗装した道を、ゆるやかにアップダウンを繰り返しながら進みます。
途中に民家もあり、生活に使われている道です。

里見八犬士終焉の地には、その場所を示す石の表柱が立っています。
八犬士は、高齢になると最後に富山に籠り、仙人となり姿を消したとされています。
富山は、八犬伝では安房の国随一の高峰として描かれる聖地なのです。

富山(北峰)には展望台があり、展望台の周囲には大きな広場があります。
ここで休憩することが出来ます。

富山から尾根筋を下山します。
ルートの傾斜はきつくありませんが、ところどころ転びやすい木の根が出ていたりするので、ゆっくり下る必要があります。

また、伏姫籠穴・伏姫籠穴・福満寺分岐を過ぎると、あまり通る人がいないルートとなり、クモの巣があったり、草が伸びすぎて歩きづらかったりすることがあります。

山を下山すると畑の中を歩き、県道89号線に突き当たり、左に曲がり、道の駅富楽里とみやまに到着します。

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コース4.房総名山の旅 伊予ヶ岳・御殿山・余蔵山の三山を周遊 (周遊 5H45M)

伊予ヶ岳の麓、平群天神社にある登山口からスタートし、伊予ヶ岳を往復してから、御殿山、鷹取山、余蔵山を周遊して、平群天神社に戻るコースです。
いくつも山に登りますが、それぞれの標高は低いので心肺機能にはそれほど負荷がかからず、むしろ歩く距離が長いので脚力が必要です。


ルートは以下の通りです。


平群天神社64m~(35M)~展望台~(5M)~伊予ヶ岳南峰336m~(10M)~伊予ヶ岳北峰336m (登り 50M)

伊予ヶ岳北峰336m~(5M)~伊予ヶ岳南峰336m~(5M)~展望台~(30M)~平群天神社64m (下り 40M)

平群天神社64m~(1H20M)~御殿山363.9m~(25M)~鷹取山364.5m~(1H10M)3.23km~余蔵山252.3m~(1H20M)4.5km~平群天神社64m (周遊計 4H15M)

平群天神社にある登山者用駐車場からスタートします。
伊予ヶ岳の往復は、コース1をご参照ください。


平群天神社をスタートし、反時計回りに余蔵山、御殿山、伊予ヶ岳と登頂。

伊予ヶ岳を降りてきて、周遊ルートに入ります。
旧平群村役場庁舎や天神郷(伊予ヶ岳登山口)バス停がある交差点を東に進みます。
舗装された県道89号線の道路を2キロほど歩くと右手に平久里川を渡る橋がありますので、そこを渡り、御殿山方面へ進みます。
通り過ぎて高照寺下の御殿山駐車場まで行ってから右折しても構いません。駐車場にはトイレがあります。

県道を逸れ、しばらく舗装道路があり民家もありますが、民家が無くなると山道となり急な登りとなります。
20分程登ると大黒様を祀った見晴台に着きます。
縁起物の大黒様をここまで担ぎ上げてきて、麓の集落を見守ってもらっているということです。
東屋があり、麓の集落や遠くの山々、そして海まで見渡すことが出来ます。

大黒様を過ぎると急な登りは終わり、一度ゆるく下り、そしてまたゆるく登り、最後に御殿山下に短い区間の急登があります。あっという間に終わる急登です。

御殿山の山頂は、展望が開けていて、晴れていれば北西に富士山や箱根山、伊予ヶ岳や鋸山、東に太平洋が望めます。
ここにも東屋があり、休憩することが出来ます。

御殿山山頂から鷹取山へは、まずは急な下りがあり、それから急な登りを経ます。この間、約25分ですので、あっという間の登り下りです。
この区間の登山道は椿の並木のようになっており、冬から春にかけての花期に来ることが出来れば、花の道を歩けることになります。

鷹取山の山頂は木々に囲まれていて眺望がありませんが、今回のコースの最高峰となります。
山頂であることを示す看板が立っています。

山頂から余蔵山へはロープが目印の道を進み、林道に出ます。
地図上は林道(平群支線林道)となっており、車が通れるくらいの広さと歩きやすさがあるのかと思ってしまいますが、実際は廃道状態で、草の生い茂る道を進み、山頂から1.5㎞ほど降りたところから舗装路が始まります。

舗装路を1Kmほど進めば分岐に出ます。右に行けば平久里下集落、左に行けば余蔵山ですので、左に曲がります。
分岐点には旅人を慰労するかのようにベンチがあります。

登っていくともう一度分岐があり、こちらは右を進みます。
すぐに余蔵山山頂に着きます。
山頂にはアスファルトの広場があります。これは昔KDDIの電波塔が立っていたためで、現在は撤去されてアスファルトの更地だけが残っています。
広場右手を登るとさらに山頂に着き、眺望のよい眺めが得られます。

余蔵山からの下山は、なだらかな下りを5キロ弱ほど歩き、平久里下集落、県道88号線を経て、平群天神社に到着です。

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コース5.富山三山と里見八犬士終焉の地~ (周遊 8H36M)

平群天神社の駐車場をスタートし、伊予ヶ岳、御殿山、鷹取山、余蔵山、富山を時計回りに周遊するコースです。
富山三山とは、伊予ヶ岳、富山、御殿山のことです。


ルートは以下の通りとなっています。


平群天神社64m~(35M)~展望台~(5M)~伊予ヶ岳南峰336m~(10M)~伊予ヶ岳(北峰)336m (伊予ヶ岳登り 50M)

伊予ヶ岳北峰336m~(5M)~伊予ヶ岳南峰336m~(5M)~展望台~(30M)~平群天神社64m (伊予ヶ岳下り 40M)

平群天神社64m~(1H20M)~御殿山363.9m~(25M)~鷹取山364.5m~(1H10M)3.23km~余蔵山252.3m~(50M)~犬掛交差点~(50M)~福満寺~(1H)~富山南峰336m~(3M)~里見八犬士終焉の地~(5M)~富山349.6m~(3M)~里見八犬士終焉の地~(1M20M)~平群天神社64m (7H6M)

平群天神社スタートから伊予ヶ岳に登り、下山してから御殿山、鷹取山、余蔵山と登るまでは、コース4を参照ください。

余蔵山からは、舗装された林道と道路を3キロほど下り、犬掛の交差点に出ます。
昔は交差点近くにデイリーヤマザキとコスモ石油がありましたが、現在(2018年1月)は閉店しています。
犬掛の交差点からは平坦な舗装路(県道258号線)を福満寺まで3.5キロほど進みます。


紹介している記事とは逆に反時計回りに、大日山登山口から御殿山~伊予ヶ岳~富山~伏姫籠穴~とみやま水仙遊歩道~津辺野山~保田駅と、長距離を歩いています。

福満寺は麓の本堂と、富山南峰の観音堂があります。
安房の国札三十四カ所観音霊場の12番目の札所のお寺で、多くの巡礼者が麓のお堂に、またしっかりと歩ける巡礼者は富山南峰まで登ります。

富山までは、麓の仁王門から一時間ほどです。
わかりやすい道で、歩きやすいように整備されています。

南峰、北峰とも富山では山頂に展望がありませんので、北峰の展望台に登って展望を楽しみます。
南峰から北峰への間には「愛の鐘」と呼ばれる、誰でも鳴らせる鐘があり、平成11年(1999年)に皇太子ご夫妻が登山をされた記念に作られました。
ここをご夫妻が登られてから、富山が「愛の山」として知られるようになり、たくさんのカップルも富山を目指すようになったため、地元では愛の音が広がるようにと「愛の鐘」を設置しました。

富山からは、北峰と南峰の分岐である「里見八犬士終焉の地」を経て、平群天神社・六地蔵登山口・天神郷(伊予ヶ岳登山口)バス停方面へ東進します。

富山の下り斜面を下りると民家が目につくようになり、平坦な舗装路を歩くと、平群天神社に到着です。富山の分岐点から平群天神社までは4.5キロほどです。

4.おわりに

伊予ヶ岳は本格的な山登りをしたい方には物足りないかもしれませんが、そんな方でも、冬になったら登山をお休みすることが多いはずです。
それなら冬は伊予ヶ岳です。

伊予ヶ岳はシーズン中の足慣らしにもいい山ですが、冬の時期に伊予ヶ岳のような山を登って、せっせと体力づくりになるような休日の過ごし方をしたいものですね。

コースタイムは回を重ねるごとに縮みますし、毎回色々な方に出逢います。
鎖場では、声を掛け合うことですぐに山仲間になれますね。

山頂での過ごし方も毎回違ったことをすると新たな発見があるかもしれません。

私は相変わらずいつもゆっくりのんびりコーヒーを頂きながらボーとしてしまいますけど( ^ω^)・・・

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