武蔵小杉の賃貸マンション！出会いの確立が高いエリアは？

最近、住みたい町ランキングのトップ10常連となり、大人気のエリアの一つが、武蔵小杉。

その理由は、なんと言っても、仕事、買い物や旅行など、どこへも短時間で行くことができる交通の利便性。
加えて、多摩川河川敷や等々力などの緑地の存在。そして、都心ほど高くない不動産価格。

また最近では、上級感のある大型ショッピングモールも進出し、家族からお年よりまで、快適で贅沢な暮らしもできるようになりました。

武蔵小杉在住20年以上の筆者が、そんな武蔵小杉エリアでこれから暮らしたい！という出会いを求める独身の人のために、出会いの確率を高める賃貸マンション選びを指南します。そのためには実は、住むエリアが重要なのです。

（photo pixabay）

１．出会える順のおすすめエリア、発表します！

引っ越したら、お隣に素敵な人が、なんてことがたくさんあるといいですよね。そういうチャンスは、偶然にはやってきません。

そこでずばり、出会えそうな順で、賃貸におすすめの町名を書きましょう！

一人暮らしをしている人や賃貸マンションが多いエリアを考えると、おのずと出会いが多そうなエリアは決まってきます。加えて、武蔵小杉駅までのアクセス時間と、生活に必要なスーパーなどのお店の有無を考慮すると、一人暮らしの人が多い場所はおのずと決まるのです。

（１位）タワーマンションを除く小杉町と新丸子東、新丸子町、今井南町、そして中丸子の駅近エリア

下町風情の残る地元商店街がある新丸子町や今井南町などのエリアは、賃貸価格もタワーマンションほど高くなく、単身者の物件も多くあり、とても人気があります。

散策路が整備された玉川上水沿いの物件は特に人気があります。

次々と新しい賃貸物件が供給されているにもかかわらず、一向に賃貸相場が下がりません。

比較的新しい物件が多く、ちょっと上品な一人暮らしの人たちが集まるエリアです。

小杉町

新丸子東

新丸子町

今井南町

中丸子

（２位）中丸子のその他の武蔵小杉寄りエリア、市ノ坪の武蔵小杉寄りエリア、丸子通

このエリアは、駅や商店街からすこし離れ、一人暮らし用のワンルームマンションなどに加えて分譲マンションが多く、幹線道路沿いを外せば、落ち着いた雰囲気があるところです。

最寄駅まで徒歩10分圏内と言えるので、便利なところですが、駅から少し離れる分、賃貸の相場が安くなります。

市ノ坪

丸子通

（３位）今井西町、小杉御殿町、小杉陣屋町

このエリアも駅や商店街から離れており、多くはありませんが一人暮らし用の低層マンション・アパートがあります。メインは戸建て分譲住宅に家族で暮らす世帯です。落ち着いた雰囲気があるところです。

駅から離れる分、賃貸の相場が安くなります。また、比較的年代の古いマンションが多くなります。

今井西町

小杉御殿町
　次は小杉陣屋町です。

小杉陣屋町

（４位）小杉町と新丸子東のタワーマンションエリア

小杉町と新丸子東は、駅前タワーマンションのあるエリアです。

多くの皆さんが誤解していますが、武蔵小杉という町名は実在せず、殆どの駅前タワーマンションは小杉町、新丸子東、中丸子にあります。

このエリアは、The武蔵小杉と言えるような40階を超えるタワーマンションが林立しており、その多くが家族用の分譲・賃貸住宅のため、単身者はあまりいません。

また、相続税対策や投資用に購入されたまま、人が居住せずに夜になっても灯りのつかないマンションも多く、出会いを求めて住むには期待外れになる可能性もあります。

また、武蔵小杉を検索すると、「木月」が引っかかることがよくありますが、木月は東横線の元住吉駅周辺で、少し武蔵小杉から離れます。しかし、駅前のブレーメン通りやオズ通りの商店街が非常に充実している人気エリアです。

２．武蔵小杉とは

武蔵小杉は、古くは東急東横線・南武線の武蔵小杉駅周辺のエリアを指しました。このエリアは、「武蔵小杉駅」と、400ｍ都心側にある東横線の「新丸子駅」、そして1kmほど東に離れた南武線の「向河原駅」の３駅を含むエリアと考えられていました。

2010年には、東横線の武蔵小杉駅と南武線の向河原駅の中間の位置に、横須賀線・総武線・湘南新宿ラインの「武蔵小杉駅」が開業し、東横線の武蔵小杉駅とは動く歩道で結ばれました。

それぞれの武蔵小杉駅で乗り入れ路線や直通運転の路線が違うため、武蔵小杉駅近の賃貸物件を探す場合、東横線の武蔵小杉駅から近いのか、横須賀線・総武線・湘南新宿ラインの武蔵小杉駅から近いのかを確認する必要があります。

そして、武蔵小杉エリアに住めば、目的地に合わせてこれら４つの駅が最寄り駅になる可能性があるのです。

３．15路線乗り入れで、国内最強の駅の一つ

武蔵小杉には直接、次の路線が乗り入れています。
・東急東横線
・東急目黒線
・横須賀線・総武線・湘南新宿ライン
・南武線

また、各乗り入れ路線には以下のような直通路線があります。
・東急東横線：みなとみらい線、副都心線、西武池袋線、東武東上線
・東急目黒線：地下鉄南北線、都営三田線
・横須賀線・総武線・湘南新宿ライン：宇都宮線、高崎線、東海道線、成田エクスプレス、スーパービュー踊り子

これらを足し合わせると、武蔵小杉には、なんと計１５路線と２つの特急列車が乗り入れている計算になります。

そしてこの路線をフル活用すれば、東京駅へは17分、横浜駅へは11分、渋谷駅へは13分、新宿駅へは18分と、主要駅へ短時間で乗り換えなしに到着できます。

加えて、2019年に開通する相鉄・東急直通線により新幹線の新横浜駅までの直通運転が始まり、また、相鉄・東急直通線と2018年に開通する相鉄・JR直通線との相互直通運転により、海老名や湘南台といった神奈川県南西部へのアクセスも容易になります。

４．緑もあります

多摩川河川敷に近く、約50kmの多摩川サイクリングロード、さらに別にランニングロードが整備され、たくさんの人たちが広々とした河川敷と緑の景色の中で、汗を流しています。

また、川崎国際多摩川マラソン、多摩川ハーフマラソンなどの大会がこのエリアで開催され、マラソンコースにもなっているルートを毎日のトレーニングに使えます。

河川敷には、テニスコートやゴルフ練習場、サッカー場やピクニックのできる芝生もあり、あたかも自分の庭のようにゆったり休日を過ごしている人をたくさん見かけます。都心に近くて、広々とした緑もあり、最高の住環境が揃っています。

また、等々力緑地に行けば、プールや陸上トラック、Jリーグ川崎フロンターレのスタジアム、川崎市民ミュージアム、子供の遊べる公園などがあり、週末には頻繁にフリーマーケットも開催されます。

（photo PhotoMaterial）

５．生活スタイルでも選べます

出会いの確率からおすすめ順位を上げてきましたが、もう一つ別の視点もあります。

おしゃれなバーやレストランが大好き、という方。そのようなお店が多い小杉町、今井南町、新丸子町エリアがおすすめです。
深夜１時ころまで賑わっているお店がたくさんあり、そんなお店に通ううちに新しい出会いがきっとあるはずです。

アウトドア派だし、多摩川の近くに住みたい！という方は丸子通、中丸子と小杉陣屋町がおすすめです。
朝晩のランニングやゴルフ練習、サッカーや野球の練習、釣り、散歩などのために、いつでも気軽にアクセスできる緑地があるのは、何にも代えられない魅力があるはずです。

一人だけど、いっぱいお金を出せる！という方は、小杉町、新丸子東のタワーマンションを選んでください。
このエリアには、イトーヨーカドー、東急ストア、マルエツ、フーディアムと、多くのスーパーがあり、様々な食材がより取り見取りです。また、グランツリー、ららテラス、東急スクエアなどの商業施設も密集していて、高級食材、生活雑貨、ファッション、カフェなど、あらゆるニーズに対応してくれます。

一人暮らしでなく、家族みんなで静かに生活をしたい、という方には、市ノ坪や今井西町、小杉御殿町、小杉陣屋町のエリアがおすすめです。
人通りが比較的少なく、高い建物もないため、落ち着いた環境で生活でき、近所付き合いも生まれるはずです。駐車場付の物件も比較的見つかりやすく、駅周辺で月３万円前後の駐車料金がもう少し下がります。

６．まとめ

武蔵小杉、、、、ここはあらゆるニーズを持った人たちを受け入れられる、ありとあらゆる商業施設、広大な緑地、水辺、膨大な交通手段がある場所です。

「一度住み始めると、離れられない」人ばかり。

進行中の商業施設やタワーマンションのプロジェクトもあり、これからまだまだ発展していく様相です。