アメリカのバレンタインデーとは。もしかして禁断の恋も?
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最終更新日:2018/01/12
スイーツ(Sweets), 恋愛(Love), 生活(Life)
アメリカのバレンタインデーは、日本のように女性から男性に愛の告白をするのとは違って、先生から生徒がカードをもらったり、カップルでディナーを楽しんだり、クラスメート全員でお菓子を交換したり、様々な形で楽しみます。
誰から誰にどんなイベントがあるのか、アメリカ生活での経験から日本との違いをお知らせします。
1.女性から男性に、は日本ならでは?
日本では、今では友達にチョコレートを贈る「友チョコ」も浸透してきていますが、それでもメインイベントは女性から男性への愛の告白です。
高級チョコレートを用意したり、手作りでオリジナルチョコを作ったり、と女性はこの日に本気を出します。
私自身も小さいころからバレンタインデーはこのような風習なのだと思っていました。しかし、それは日本だけだという事をアメリカに留学した時に初めて知ったのでした。
2.え?どうしてあの人が私に?!先生からも?
アメリカではどうやら自由に贈り物をする、これがバレンタインデーの風習でした。
2月14日の朝、現地で仲良くなったアメリカ人の友人A君が私にカードとお菓子をくれました。カードには、「いつもありがとう」というようなメッセージが書かれていましたが、どうみてもバレンタインデー用のカード。私はもらってよいものなのか、と正直複雑な気持ちになりました。
その後もその日は同じようにお菓子とカードのプレゼントがいろんな人から届き、私はモテモテで、授業を受け持ってくれている男性の先生もカードをくれたのでした。
でもよく見ると、、、他の日本人学生たちも私と同じようにカードとお菓子を受け取っていました。
私たちは、
「どうやら文化が違うらしい。」
「女性から愛を告白する日ではないらしい。」
「男性から女性に贈るのも変なことではないらしい。」
とあれやこれやとアメリカのバレンタインデーについて話し合ったのでした。
3.誰でも自由に、が自由の国アメリカのやり方
その時、日本人の一人が言いました。
「アメリカのバレンタインは、送りたい人にカードとプレゼントを渡していいのよ。男性から女性にでもいいし、女性から女性にでもおかしくないのよ。」
一同「へ~」とため息。
これこそ、カルチャーショックというものでした。
私はそれから、カードとプレゼントをくれたアメリカ人の友達のところに急いで向かいました。
折り紙にメッセージを書き、日本のお菓子を少しラッピングして。そして言いました。
「さっきはごめんなさい。日本のバレンタインはこことは違っていたの。だから私は困惑してしまった。でも本当に気持ちはうれしかった。」
そう伝えると友達は喜んで受け取ってくれました。
そして、日本の風習である女性から男性に愛を告白する日、その時にはチョコレートを一緒に渡すこと、などを教えてあげると、彼ら彼女たちはこれまた驚いていました。
お互いの文化を知るきっかけの一つが、このバレンタインデーでした。
そして、せっかくなのでアメリカのバレンタインデーについていろいろと教えてもらいました。
・バレンタインデーは日本のように男女間だけのものではない
友人同士で、または親から子へ、もちろん日本と同じように男女間でも贈り物をするというのがアメリカのバレンタインデー。カードとちょっとしたプレゼントを贈ります。
プレゼントは、チョコやキャンディ、花、ジュエリーなどが一般的だそうです。
・カップルはいつもよりちょっとランクアップしたディナーを楽しむ
これは日本でも考えられますね。
・これはまるでお楽しみ袋?
それ以外に、面白いなと思ったことは、学校でのバレンタインデーです。
学校では、少しの量のキャンディーを包み紙で包み、カードにつけて友達と交換します。
ただ交換するだけでなく、小さな紙袋にデコレーションをして、それを開けた状態で机の上に置いておきます。
すると、クラスメートがお菓子付きのカードを入れてくれるのです(下の動画)。
学校が終わって帰宅する時、このパンパンになった紙袋を家に持ち帰り、そしてカードを読みながら、もらったお菓子を食べます。
4.まとめ
国が違えば文化も違う、とはよく言うもので、日本では当たり前のものが海外ではそうではない、ということを知ったひとつの経験でした。
愛を告白する日、ということを説明した時にアメリカ人学生は驚いていましたが、それより驚いていたのは「義理チョコ」の事でした。
好意を持っていない人にも、「義理で」チョコをあげる。そういう場合は安いチョコや小さいチョコなんだよ、というと、「Oh!」と驚いていた顔が今でも鮮明に思い出されます。この「義理」という感覚、海外にはあまりないようですね。
最近世の中に登場した自分の為にチョコレートを買う「自己チョコ」や「友チョコ」なんてものを話したらこれまた「Oh!」と大きなジェスチャー付きで返ってきそうですね。
アメリカでは、愛情を表現するのが女性から男性に限ったことではなかったのです。そしてこの愛情も「愛しているよ」という事だけではなく、「あなたは私にとって大切な存在だよ」「いつも気にかけていますよ」という様々な友情や感謝の気持ちが含まれているのです。
先生から生徒に渡すカードも、先生と生徒の禁断の恋の始まりでは決してありません(笑)。
いつもの感謝をこめて、というお礼の気持ちを伝えあう大切な日、それがアメリカのバレンタインデーなのでした。
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