外国から見た日本 スウェーデンからはどう見える? 身の回り&ショッピング編

あなたの中の常識が、実は世界では異質だった!ということは良くあることです。
変な英語が書かれたTシャツを着ていたり、お店に入ると店員さんがとってもフレンドリーだったり。

日本では当たり前でも、外国人から見た時に、「ヘン」な部分を取り上げてみました。中には、私たち日本人が外国に行ったときにも気を付けたほうがいいこともあります。

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1.その英語 意味わかってますか~?!

海外に行くときに気を付けてほしいのが、デザインTシャツ。
日本で販売されているTシャツにはよく、様々な英語があしらわれていますが、コレ、結構ヘンなことがあります。

具体的な例文は避けますが、文法やスペルがムチャクチャで意味が通ってないもの、なぜそれをTシャツにあしらうの?というもの、そして、恥ずかしくて決して口に出せない言葉などの俗語(スラング)であまりよくない言葉が書かれているもの、などが氾濫しているからです。

日本国内で着ている分にはまだマシです。英語を読める人が少ないからです。

おそらく買って着ている人もそこまで英文にこだわってないでしょう。見た目がおしゃれ、かわいい、なんとなくいい感じ、ということでそれを選んだのでしょうが、意味が分かってしまう人からしてみたら「それ・・・やめた方がいいですよ(汗)」というのもたくさんあります。

英語が苦手で、これから海外にいくことを検討しているのであれば、無地が無難です。もしくはちゃんと意味を理解してから着ることをお勧めします。

また、もっと話を広げると、英語のみならず、外国語で書かれているものには注意です。その言語を使っている国に行かずとも、あなたのまわりにはその言語を理解できる人がたくさんいるわけなのです。そういう人から白い目で見られないように気を付けましょう。

素敵なものを身につけていても、「あの人、頭の中どうなっているのかしら?」と思われては残念です。

もっともっと話を広げると、Tシャツのみならず、バッグなどの服飾小物にも気を使った方が安心。面倒だな・・・と思うかもしれませんが、考えてみてください。「馬〇」と書かれたTシャツ、着ませんよね。意味が分かっているからこそ着ませんよね。

もっともっともっと話を広げると、お土産品にも気を付けましょう。
「馬×」と書かれたTシャツ、大切な人にあげませんよね。

相手の立場に立って考えると、この「ヘンだよ」はよく分かります。

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2.活気があり過ぎる店員

「いらっしゃいませ~どうぞーご利用くださーぁい!」
「いらっしゃいませ~いらっしゃいませ~いらっしゃいませ~!!!」

アパレルショップでよくアル光景。

日本人であればもう聞きなれてしまっていて違和感を感じないか、ウルサイナ!と思っても仕方ないと受け入れてしまっているかもしれない、店員さんのいらっしゃいませの連呼。

スウェーデンと比べると、非常に違和感を感じます。

日本国内のお店が全てこうとは限りませんが、都会のアパレルショップ、もしくは大型スーパー内にひしめくアパレルショップエリアではお馴染みの光景です。

活気を出している、お店に一人でも多くの人が足を運んでくれるようにと店員さんが頑張っているのは分かりますが、もう少し静かにしてもらいたい、と思ってしまわなくもありません。

3.無言で買い物をするお客!

日本では、お店の中で服や雑貨はいくらでも手に取れるし、試着も自由にできます。

その際には、店員さんが寄ってきて、あなたが手に取っているものの良さを延々とアピールしてくることもあります。

「私も持っているんですよ」と意味がよく分からないことも言ってきます。

店員の私が持っているくらい、この商品はすぐれていますよ、素敵ですよ、すごいんですよ、ということを言いたいのでしょうが、なんだか「ヘン」な売り文句ですよね。

これらは日本ではありふれた光景ですが、スウェーデンではあまりお目にかかれません。まあスウェーデンは国土が広いですから、こういうところが無いとは限りませんが、私はお目にかかったことはありません。

逆にスウェーデンでお店に入るときは、店員さんと目を合わせて、一言「ハ~イ」と声をかけるのが一般的です。ちなみに、スウェーデン語で「こんにちは」は「Hej!」日本語にすると、「ヘイ!」です。

「ハイ」は日本で言う軽い挨拶、こんにちは、みたいなものです。

そして商品を見たいときにも、ひと声かけるのが一般的です。「これ、見てもいいですか?」と。

日本のように全て無言でことが済むということはありません。

無言のままお店に入って、無言で商品を手に取って、洋服のサイズを確かめるために体にあてがって、これは小さいからと棚にぐちゃっと戻す、もしくは買おうと思って無言でレジに行き無言で商品を差し出しお金を払い、商品を受け取って無言でお店をでる、、、となると、これはもうお店側にしたらなんだろうこの人!失礼な!となってしまいます。

スウェーデンでは、店員からの過剰な声掛けはありませんが、お客と店員の間に、自然なやりとりがあるのが普通です。
スーパーのレジでさえも、自分の番になり店員さんがレジを打っている時に、目を合わせて「ハ~イ」とどちらも声をかけます。

店員とお客さんの間には、あくまでも「個人対個人」としての対応、そして関係性が見られます。
媚びない、上から目線をしない、という空気がそこにはあります。

日本はどうでしょう。こうして比較すると、なんだかヘンな部分がありますね。

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4.快適そうな家なのに、なぜいつも留守がち?

高額のローンを組み素敵な家を買い、朝から晩まで働いて、引退するまでローンに追われるのに、週末は出かけてばかりいる。
これはスウェーデン人から見たら、日本人の変な、というよりかはモッタイナイ時間の使い方に映るでしょう。

家族といられる時間は限られています。
子どもはあっという間に成長しますし、夫婦も年を取っていきます。
家族そろってゆったりと食事をとる、語らう、これらの時間はそれらができる時にしておかなければ、あとからは取り戻すことができないのです。

スウェーデンは税金が高く、買い物ばかりしていられない事情はありますが、モノでは得られない豊かさを大事にする文化があります。それが家族との時間です。

スウェーデンでは家そのものも大切にします。
なにも最先端で揃えるのではなく、自分の家族が使ってきた家具を受け継ぎ、壊れたら修理しながら使い続けます。

自分たちが心地よく暮らせるように、家の中を快適に保ち、自分たちだけの空間にしていきます。そんな素敵な空間に満ち溢れるのは家族の笑顔です。

素敵なマイホームがあるのに、週末のお休みは大型スーパーに出かけてばかりではなんのための家なのか分かりません。

家にもお金がかかっています。マイホームとなると数千万円の価格です。
それを大事にせずに、人によっては外国からわざわざ運ばれてきたピカピカの高級外車に乗り、(車ですぐそこのショッピングモールなどに)外出ばかりして(渋滞に巻き込まれて)いるのはモッタイナイこと、そう思われてしまうのです・・・・・。

5.まとめ

日本ではごく普通になっている日常が、海外と比べるとヘンであることの例をあげてみました。
でも気を付けてください。ヘンであることは悪いことではないのです。ただ、視点を変えると見方が変わる、ということなのです。

スウェーデンでももちろん、週末のIKEAは家族連れでにぎわいます。
しかし、日本のようにあちらこちらに大型ショッピングモールがあるわけではないので、外出率は少ないように思います。

毎週末時間をつぶすためにそういうところに行くことはせず、夏の休みにサマーハウスや海外でゆっくりする為にお金と体力をとっておきます。

時間をつぶす、という概念も日本とは違うのです。
やることがなければ体を休める、何かせねばと自分を追い立てることはあえてしないのです。

日本にももちろんいいことはたくさんあります。スウェーデンを軸に考えてみると、スウェーデンのココが変!ということもたくさん出てきます。

ヘンに注目するって結構おもしろいことなのかもしれませんね!

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